新さっぽろ駅G・I街区施設 産業技術学園など詳細判明

2018年07月27日 08時00分

 新さっぽろ駅周辺地区再開発計画の2街区内で整備される施設規模の詳細が判明した。恵庭市の産業技術学園が参入したG街区では、専門学校が6階、延べ7500m²、大学が6階、延べ1万2600m²と想定。G、I両街区合わせた全体延べ面積は、大和ハウス工業などで構成する最優秀提案者の2017年3月決定時点から、3462m²増の14万4800m²となった。

 26日の札幌市都市計画審議会で公表した。

 教育機能を中心とした機能集積を目指すG街区は、敷地東側に札幌学院大の大学施設(社会科学系学部)、西側に産業技術学園の専門学校(看護医療系学科)という配置。当初は大学と産学連携施設による構成だったが、産学連携施設は大学施設に取り込む形とした。

 駅北東側で整備するI街区は、立体駐車場を含む商業施設が地下2地上5階、延べ4万7900m²、ホテルが地下1地上12階、延べ1万4800m²、集合住宅が地下1地上30階、延べ2万4100m²。

 4棟構成の医療系施設は、新さっぽろ脳神経外科病院のA棟が5階、延べ1万1300m²、新札幌整形外科病院のB棟が5階、延べ5700m²、記念塔病院のC棟が7階、延べ9600m²、クリニックなどが入居するD棟は7階、延べ1万1300m²と、いずれの施設も延べ面積が当初より増えている。

 今後のスケジュールは、18年度内に両街区の土地売買契約と、土地造成に着工。19年度に建築工事の着工を経て、20年度にG街区、22年度にI街区の完成をそれぞれ目指している。


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