市立釧路総合病院新棟の設計問題 受託共同体を提訴

2018年07月30日 19時17分

 市立釧路総合病院新棟建設の実施設計契約解除に関し、釧路市は30日付で受託者の共同体に支払い済み額の返還を求める訴訟を釧路地方裁判所に提起した。

 返還を求めるのは、2017年4月25日に支払った委託料のうち供用済みの立体駐車場増設実施設計分を除いた6011万1636円と、同6月23日に支払った4400万円にそれぞれ年利2.9%の利息を付した額。

 市側はことし5月、納期に間に合わなかった上に事業費も合意額から大幅に膨らむ見通しとなったことなどを理由に、実施設計業務の契約を解除した。新棟建設については延べ床面積を3万8859m²、事業費を約179億円とすることで共同体と最終合意していたと市議会などに伝えていた。

 一方、共同体代表である共同建築設計事務所(本社・東京)は6月12日に釧路市内で記者会見し、市側の度重なるプラン変更要請や土壇場での調整率変更などが納期遅れと事業費増額の主要因として、契約解除の不当性を主張。

 提訴について同社の川島浩孝副社長は「訴状を見てからコメントしたい」としつつ、「何もしないわけにはいかない」とも話している。


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