安田侃氏の彫刻作品3点を展示 美唄の炭鉱メモリアル公園

2018年08月04日 09時00分

新たに設置された作品の一つである「妙夢」

 美唄市の炭鉱メモリアル森林公園内にこのほど、安田侃氏のブロンズ彫刻作品3点が設置された。

 同公園は、1972年に閉山した三菱美唄炭鉱の立て坑櫓などの炭鉱遺産を活用した公園で、面積は4・75ha、所在地は東美唄町一ノ沢。

 展示された作品は、立て坑櫓前の「妙夢(みょうむ)」、立て坑開閉所内の「意心帰(いしんき)」、原炭ポケット前の「吹雪」の3作品。市内にある安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄に展示している作品の作家である安田氏から公園に作品を置きたいとの申し出があり設置することになった。

 市教育委員会では「炭鉱遺産が注目されているので、作品を展示することにより、芸術や文化の振興のほか、2022年度に予定する道道美唄富良野線の開通を見据えた東部地域の観光振興に相乗効果が生まれることに期待している」と話している。(岩見沢)


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