フジウェル(大阪府堺市西区上野芝向ケ丘町3丁目11の17、藤本信一郎社長)は、スーパーホテル(本社・大阪)が運営する、仮称ビジネスホテル石狩新築を計画している。9月から施工業者の選定を進め、11月20日に着工する考え。2019年9月30日の完成、同11月上旬の開業を予定している。
計画によると、規模はS造、6階、延べ2297m²。客室数106室、最大定員約250人で調整中。大浴場や宿泊者用のレストランを備える。基礎はプレボーリング拡大根固め工法を採用する。設計は楽総合計画(本社・大津)が担当している。
建設地は石狩市新港南2丁目731の2で、敷地面積3510m²。国道337号沿いで、国道231号が交差するJCT付近に近い。
市内初となる大型ホテルで、新港地域内で工事に携わる建設技術者や事務所を構える道外企業などの出張需要があるほか、スポーツ合宿やイベントなどでの利用といった相乗効果も期待されている。
フジウェルは17年11月、土地所有者の石狩開発(本社・石狩)と約7300m²の土地売買契約を締結。同10月の市都市計画審議会で、飲食店の建設や、将来的なホテル増築の可能性を検討していることが報告されている。
スーパーホテルは、道内では札幌、旭川、函館、釧路、北見の5都市6カ所で運営中。このほかにも、エヌシーおびひろ(本社・帯広)が施主として建設中の建物を賃貸し、19年夏の開業を目指している。