道内企業の社長の出身大学は、北海学園大が最も多いことが帝国データバンク札幌支店の調査で分かった。次いで日大、北大と続き、上位30校のうち14校が道内の大学だった。国公立大よりも多い学生数に比例し、私立大が上位を占めた。
上位を見ると、北海学園大が893人、日大が707人、北大が479人で、札大、道科学大と続いた。
年商規模別では、1億円未満と1億―10億円未満で北海学園大が最多。10億―50億円未満は日大、50億―100億円未満は早大、100億円以上は北大がそれぞれトップとなり、規模によって違いが見られた。
業歴別で見ると、10年未満と10―30年未満、30―50年未満は北海学園大、50―100年未満、100年以上は日大がそれぞれ首位。年代別では40歳未満、40歳代、50歳代が北海学園大、60歳代、70歳代、80歳以上は日大が最多だった。業歴や年代が若いほど北海学園大が多い傾向にある。
一方で女性社長は、藤女子短大が最多。北大、北海学園大、北翔大短大の3校が2位に付けた。
上位10校は次の通り。
▽北海学園大893人▽日大707人▽北大479人▽札大465人▽道科学大441人▽道科学大短大395人▽東海大335人▽札幌学院大310人▽明大289人▽早大282人