6日の北海道胆振東部地震による停電や断水を受けて8日から苫小牧港東港に北陸地方整備局の浚渫・油回収船「白山」が接岸している。船内設備を利用した入浴、洗濯、給水支援のサービスを提供している。
白山は苫小牧港東港区周文ふ頭に接岸しており、飲料水や食料などの緊急支援物資を拠点に搬入。その後、給水のほか船内の浴室や洗濯機を活用した被災者支援活動を展開している。
入浴に関しては備え付けのシャンプーやリンスを使うことができ、携帯電話の充電も可能。一方、水切れや天候によって支援が中断することもあるとしている。
12日以降の支援日程は未定だが、北海道開発局のツイッターのアカウントなどで随時情報提供していく見通しだ。