「どさん娘の会」も協力 札工生保護者が見学会

2018年10月01日 07時00分

 北海道建設業協会と建設どさん娘(こ)の会は9月27日、札幌工高が主催する保護者見学会に協力した。小樽開建の発注現場を訪問し、技術者が職務内容を紹介したほか、保護者と建設どさん娘の会メンバーで意見交換会を実施するなど、建設産業のイメージアップを図った。

ニューマチックケーソン工法で進む橋梁下部工を視察する一行

 現場見学を通じて、建設産業への理解を深めてもらおうと、同校と協会が共催している事業。保護者の業界に対する疑問に対し、ソフトできめ細かに対応するため、今回から建設どさん娘の会のメンバーが加わった。

 当日は保護者ら約30人が参加。現場見学会では、小樽市内で施工中の小樽港岸壁改良その他(近藤工業)と5号小樽市塩谷トンネル(大林組・福津組共同体)の2現場を訪問。場内で稼働する多種多様な重機の役割、施工手順などを小樽開建の職員が説明したほか、現場技術者たちが就業のきっかけや仕事の魅力とやりがいを伝えた。

 その後、グランドパーク小樽で保護者と建設どさん娘の会メンバーで意見交換会を開催。勤務時間や労災事故対策といった保護者の疑問や心配点に丁寧に答えていた。


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