カルビーは、小清水町開町100周年を記念してカルビーポテトチップス復刻版を販売する。8日から全国のセイコーマートの店舗で7万2000袋を発売する。
カルビー初のポテトチップス製造は、1975年に小清水町で始まった。多くの人に小清水町を知ってもらおうと、カルビー、カルビーポテト(本社・帯広)、セコマ(同・札幌)の協力で販売が実現した。
パッケージは、当時のデザインをイメージしたもの。小清水町産のジャガイモを使用しており、裏面には発祥の地の説明や町の紹介がされている。味は薄塩。容量も再現しており、現在販売されている60㌘よりも多い90㌘だ。
小清水町企画財政課の石丸寛之課長補佐兼企画係長は「町民でも小清水がポテトチップス発祥の地だと知らない人が多い。全国の人に小清水を知ってもらうきっかけになれば」と話している。
発売に先立ち、7日の開町100周年記念式典でも来場者に配布する。(網走)