函館大手町で土地取得、MSやホテルを計画

2018年10月15日 07時00分

 函館市大手町で、ホテル新設などを想定した土地の売買が活発化している。函館国際ホテルが立地する一画で、グランイーグル(東京都大田区西蒲田7丁目12の2、中野博社長)、サンケイビル(東京都千代田区大手町1丁目7の2、飯島一暢社長)などが民有地をそれぞれ取得。JR函館駅周辺でのホテル新設が相次いでいる中、さらなる投資が注目されている。

 首都圏で不動産業を営むグランイーグルが8月末に取得したのは、函館市大手町5の31などの約1800m²で、宮前造船鉄工所の工場跡地。現在は解体作業が進んでいる。関係者によると、マンションやホテルへの活用を見込んでいるという。

 一方、大手町5の90などの「はこだてビール」に隣接する駐車場敷地約2500m²でも動きがあった。9月28日付で、魚長食品(本社・函館)からサンケイビル、伊藤忠都市開発、伊藤忠商事の3社に所有権が移っている。

 サンケイビルによると、土地はホテルの開発用地として取得し、運営主体を含めて計画を詰めているという。函館朝市からベイエリアを結ぶ開港通(市道中臨港通)に面する好立地で、今月から地盤調査が始まっている。

 いずれも用途地域は建ぺい率60%、容積率200%の準工業地域。

 一画にある函館国際ホテルでは、13階建ての新棟を含むリニューアルが進められている。435室の市内最大規模で12月にグランドオープンを控えている。

 大手町から若松町にかけての函館駅周辺では、センチュリーマリーナ函館や函館大手町ホテル、JRイン函館、ラ・ジェント・ステイ函館駅前、ユニゾインエクスプレス函館、函館駅前WBF HOTELといった、着工済みを含め6棟のホテル新設計画が進んでいる。

 北海道新幹線の開業にアジア圏インバウンドの旅行ブームが相まって、函館駅周辺での民間投資の勢いが増している。


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