釧路開建や釧路建設業協会、釧路建親会、釧根測量設計業協会、釧路工高の教員らで構成する釧路建設業人材育成連携会議事務局は11日、釧路工高土木科1年生39人を招き、現場見学会を開いた。道横断道の現場を紹介し、土木の仕事の魅力を伝えた。
今回の見学会は、生徒に現場や測量設計、行政の仕事を紹介し、土木の仕事に対する理解を深めてもらうことを目的に開催した。道横断道釧路市阿寒東改良(白崎建設)、同東舌辛改良(東星渡部建設)、鶴丘橋P2橋脚ほか一連(本田組)の現場を紹介したほか、測量機械のデモンストレーションや同校OBの開建職員、業界関係者が仕事内容を紹介した。
阿寒東改良の現場では、白崎建設の社員が工事概要やICTを活用した掘削や法面整形の施工方法を解説。生徒たちは興味深げに説明に聞き入っていた。