社内外で頼られる存在に
日浦(本社・札幌)は建設資材の卸会社。パッシブ換気システム「グッドマン自然換気口」や軟弱地盤対策の「スーパージオ工法」、天然石調のシート状装飾材「MAストーン」などを扱っている。
川西二郎さんは1987年6月生まれ、帯広市出身。高校卒業後、入学金をためるために1年間アルバイトし、酪農学園大に進学。4年間勉学に励み、肥料などを扱う商社に就職した。
業務は配送の手配など内勤が中心。「外に出られる仕事がしたい」と、2014年に日浦へ転職した。実家は鉄工所を営んでいて、回り道ながら父と同様の建築関連の仕事をすることになった。
営業職として、建築部門を持つ不動産会社や地場の工務店を回っている。得意分野はリフォーム関連。誰でも簡単に部材や製品を扱えるよう、オリジナルの手順書や説明書を作って納品時に顧客へ渡す。そんな丁寧な仕事ぶりから、社内外で頼られる存在となっている。
最近、登山を趣味に持った。お気に入りは小樽市内にそびえる塩谷丸山。標高は629mで「お手頃な山だけど、頂上から眺める余市湾の景色は最高」と話す。
仕事終わりのジョギングも日課になっている。デビュー戦を予定していた7日の札幌マラソンは、台風25号の影響で残念ながら中止。「せっかく始めたので、来年はたくさんエントリーしたい」と意欲を見せる。
将来の目標は「穏やかに生きたい」。