道職能大実習場建替へ 高齢障害求職者雇用支援機構

2018年10月19日 07時00分

 高齢障害求職者雇用支援機構(本部・千葉)は、小樽市銭函3丁目にある北海道職業能力開発大学校の実習場建て替えを計画している。2018年度は綜企画設計(本社・東京)で設計を進めていて、19年度の着工を予定している。

 同大学校は、厚生労働省が所管する工科系大学相当の教育機関。機械、電気、電子情報、建築系と4分野の教育カリキュラムを持つ。

 建て替え対象の実習場は、キャンパスの南側にあるA棟(RC造、3階、延べ1958m²、1958年完成)と、北側にあるL棟(S造、2階、延べ1095m²、72年完成)の2棟。A棟は一般教養科目や専門科目の座学、L棟は電気機器実験や電気設備設計施工実習などに使用している。

 老朽化が進んでいることなどから、建て替えることにした。既存の2棟を集約し、A棟北側で駐車場となっている場所に新しい実習場を建てる方針。

 S造の2階建てとし、教室や実習場といった主要諸室面積として約1385m²を算定している。既存の2棟は解体し、A棟跡地に駐車場を整備する予定だ。

 設計期間は5月末から19年2月末まで。工事は一般競争入札で発注する見込みで、公告時期などは今後決める。

 駐車場整備を含め、20年度の完成を予定している。


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