任せてもらえる〝人財〟に
札幌施設管理に入社して4年目。エアコンやボイラといった設備の維持・管理業務を担っている。5月から10月にかけては、道路などに埋設されている配水管の漏水調査を任される機会が多い。「理論を基に手掛かりを探るので、漏水調査は宝探しやゲームに似ていると言われるが、その通りだなと思う。漏水箇所を見つけたときは喜びもあり、面白い仕事」と話す。
田中芳章社長の息子と小学校からの同級生。「小さい頃から社長と知り合いで、進路に迷っていたときに声を掛けてもらったのが入社のきっかけ」と明かす。「迷いが全くないわけではなかったけど、いろいろなことをやっていて、面白そうな会社だと思った」
普通科高校出身で、業界知識は全くなかった。「道具の名前も分からなかった。知っていたのはドライバーとニッパー、ペンチぐらい」と笑う。工具類を覚えるところから始めた。「ボイラ室に入っても雑音・騒音がすごいなとしか思わなかった。最近は異音に気付けるようになってきた」。日々成長を実感している。
「新人研修で『人財になれ』という言葉をもらった。仕事はある程度代わりが利くと思うけど、『この人じゃなきゃだめだ』『この人なら任せられる』という価値ある存在になりたい」と目標を掲げる。
休日はゴルフの打ち放しをしたり、映画鑑賞や読書を楽しむ。社内外の人が参加する春のゴルフコンペで優勝した実績を持つ。