11月2―5日に沖縄で開かれる第56回技能五輪全国大会に出場する本道選手団が10月31日、道庁赤れんが庁舎を訪れ、日頃鍛えた技能を発揮し、金賞獲得を目指すことを誓った。
技能五輪全国大会は、23歳以下の青年技能者が日本一を競う大会。今回は沖縄県那覇市を会場に42職種、約1800人が腕を競う。19年8月にロシア・カザンで開かれる第45回技能五輪国際大会の選考会ともなる。
本道選手団は、家具が9人、建具4人、建築大工3人、機械製図、配管、日本料理が各1人の計6職種19人。
出場報告で北海道職業能力開発協会の近藤光雄会長は「2017年の全国大会では4職種で入賞し、4つのメダルを獲得した」と報告した。
選手代表の石橋昴大さん(建築大工)は「北海道代表選手としての誇りを持ち、習得した技能を最大限に発揮し、全国優勝を目指して正々堂々競技に臨む」と決意した。
阿部啓二副知事は「これまで培ってきた技能を遺憾なく発揮し、本道が元気だと伝えてほしい」とエールを送った。