札幌市保健福祉局は、2019年度整備分の認知症対応型共同生活介護(グループホーム)と、特定施設入居者生活介護の申請状況を発表した。グループホームでは、新設8件、増床4件、特定施設入居者生活介護は新設のみで3件の応募があった。今後、審査を経て、12月下旬に整備予定事業者を決定する見込みだ。
19年度公募概要によると、グループホームは、市内全区で新設、増床合わせて80人程度が定員。18年度から3カ年を対象とする「高齢者支援計画2018」で新たに整備を位置付けた特定施設入居者生活介護は、新設のみで定員50人を公募した。
9月21日から5日までの事業計画書提出期間で、グループホームでは12件、特定施設入居者生活介護では東区2件、西区1件の計3件の申請があった。無効は5件だった。
今後は11月中旬の1次審査、12月中旬の2次審査を経て、同下旬にも整備予定事業者を決定する見込みだ。
区別応募件数は次の通り。
▽中央区=新設1▽北区=新設3、増床2▽東区=新設1、増床2▽白石区=新設1▽西区=新設2