石狩湾新港で大規模洋上風力発電所 道内初22年運転

2018年11月02日 07時00分

 グリーンパワーインベストメント(東京都港区赤坂1丁目11の44、堀俊夫社長)は、石狩湾新港に新設する洋上風力発電所について、2020年の着工を予定している。発電規模約10万㌔㍗で、総事業費は約700億円。22年の運転開始を目指している。

 1日に札幌市内で開かれた、道主催の洋上風力マッチング説明会で明らかになった。

 同社は15年、石狩湾新港管理組合が募集した、港湾区域内をエリアとする洋上風力発電所の建設・運営事業者に選ばれた。

 北防波堤から沖合250mの約500haに風車を設ける計画。16年に縦覧された環境影響評価準備書の計画概要によると、4000㌔㍗級の風力発電機を最大26基設置。18年の着工、20年の運転開始を予定していた。

 この日の説明会で示したスケジュールでは、今夏から19年にかけて詳細設計を進め、許認可手続きを経て、20―21年で施工。22年の運転開始としている。

 道によると、道内での大規模な洋上風力発電はこれが初めてとなる。


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