千歳公民館移転改築を検討 耐震性確保と利便性向上へ

2018年11月05日 18時00分

 千歳市は、築47年がたち老朽化が進む千歳公民館の移転改築を検討している。耐震性確保や利便性向上が課題となっており、移転場所やスケジュール、財源など詳細を詰め実施を判断する考え。今後は北陽小の分離校新築をはじめとする大型事業が続き、調整が必要になることから、事業化時期は流動的だ。

 真町176の3にあり、1971年に完成した同公民館はRC造、2階、延べ1573m²の規模。ステージ付きの大集会室のほか、会議室7部屋、和室1部屋、講習室1部屋を配置している。

青葉公園内に位置する千歳公民館

 総合公園の青葉公園内でスポーツセンターに隣接し、公民館教室や各種団体活動など、高齢者を中心に年間約3万人が利用。指定管理者はシルバー人材センターとなっている。

 旧耐震基準の施設だが耐震診断は未実施。2001年度に外壁改修、09年度に屋根防水更新を済ませたが、老朽化が進んでいる。利用者からは交通利便性が低い、樹木が生い茂って暗いなどの意見が出ているという。

 北栄2丁目2の11にある市民文化センターへの機能移転を検討したが、同センターの稼働率と公民館の利用者数を照らし合わせると、収容しきれない可能性が高いため、単独館として現在よりも利便性が高い場所に移転することを想定している。

 ただ、北陽小の分離校新築や新学校給食センター整備、道央廃棄物処理組合の焼却施設整備の負担金など大規模な出費が今後続くことから、財政は厳しい状況にある。

 17年3月に策定した公共施設等総合管理計画で、建築物の更新期間を60年と試算していることから、当面は必要な補修をしながら今後の施設整備に関し検討を進める考えだ。


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