外航商船入港7000隻目 石狩湾新港でセレモニー

2018年11月07日 18時00分

 石狩湾新港管理組合は6日、外航商船入港7000隻を記念したセレモニーを新港の花畔ふ頭で開いた。本多弘幸専任副管理者ら関係者が、7000隻目に当たるコンテナ船「SUNNY・LILY」号の全日英(ジョン・イル・ヨン)船長に記念品を贈り、節目を祝った。

 開港は1994年6月10日で、2000年6月23日に1000隻に到達。6000隻を達成したのは15年1月22日だった。17年の取扱貨物量は613万455㌧と初めて600㌧を超えた。

7000隻到達を祝う全船長(左)と本多専任副管理者

 組合振興部企画振興グループの鈴木啓之主査によると、木材チップや石油製品、砂利などが前年を上回ったほか、風力発電の部品が大きく増えたという。

 セレモニーで本多専任副管理者は「開港から24年3カ月で7000隻に到達した。ポートセールス活動で札幌圏から最も近い港としての利便性が認められたことだと思う」と喜びを語った。

 「SUNNY・LILY」号は釜山と石狩、苫小牧を結ぶ定期船で、家具や建設資材などを取り扱うコンテナ船。記念の盾や花束などを受け取った全船長は、感謝と激励の言葉を述べた。


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