根室本線復旧・存続訴え 帯広市内で沿線自治体が集会

2018年11月08日 12時00分

 JR根室本線で不通となっている新得―東鹿越間の早期復旧と、JR北海道がバス転換を検討する新得―富良野間の路線維持を訴える集会が7日、帯広市内のとかちプラザで開かれた。自治体関係者や一般市民ら約200人が集まり存続への思いを再確認した。

 新得町民の有志による「根室本線の災害復旧と存続を求める会」の主催。根室本線新得―東鹿越間41・5㌔は2016年8月の台風で被災し現在まで代行バスが運行している。また同区間を含む新得―富良野間81・7㌔は、JR北海道が輸送密度が200人未満として廃線の上、バスに転換する方針を示している。

各地域の町村会の代表らが存続に向けて話し合った

 基調講演では、道教育大札幌校の武田泉准教授が新得―富良野間の果たす役割の一つとして石勝線が災害で不通になった際の代替迂回ルートとなる点を主張。高速バスは終日満席になる見込みが高い点や線路の規格としては過去に優等列車が走っていた実績があり貨物列車を含め走行可能である点など利点を挙げた。

 パネルディスカッションには十勝、上川、釧路の町村会から代表者が参加。釧路町村会の棚野孝夫会長(白糠町長)は北海道観光の観点から今後、空路や道路、海路との連携が問われ、その中で鉄路が大きな役割を果たすことを強調。これからはJR北海道だけに観光のサービス向上を任せるのではなく、「地域の経済活動や産業活動、自然、インフラなどが一体となって観光に結び付けていくことが必要だ」と呼び掛けた。

 最後に、石勝線の事故や災害時の迂回路線としての役割や道東―道北の圏域間を結ぶ重要区間であることから、早期復旧と路線維持を訴えるアピール文を採択した。


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