新ひだか町公民館で6日、日高管内の高校生が進路に関し、理解を深める「じもと×しごと発見フェア」が開かれた。日高建設協会(池田尚登会長)がブースを出展し、生徒たちに建設業の役割や魅力をアピールした。
道の地域若者就業・定着支援事業を受託したキャリアバンクが全道各地区で開催している。この日は18の企業や団体が出展し、静内、静内農業、えりもの各高校から主に1、2年生の計207人が訪れた。
日高建協のブースでは、同建協所属の若手経営者で組織するプログレス日高(磯田洋一会長)のメンバーが、ドローンや3次元の図面などを見せて技術進歩をPR。北海道胆振東部地震の発生を受け「災害復旧も私たちの仕事」と建設業の重要性を伝えた。
また、「事務職が多い女性も腕がある人はダンプやクレーンに乗っていて、得意なことに合わせて仕事ができる」と建設会社にはさまざまな働き方があることを紹介。現場で使用する装具の着用体験も開き、生徒たちを楽しませた。
静内高1年生の沢口由依さんは「建設業は男性が活躍するイメージだったので、女性に優しいところがあって意外だった」と話した。
建設関係では、カナモト、坂本電建、北海道造林協会日高支部も出展した。