JR美唄駅前にホテル 20年4月開業、最上階特別室も

2018年11月12日 15時00分

 美唄自動車学校(美唄市美唄1443の14、林正芳社長)は、JR美唄駅前にホテルを新築する。客室数は37室。設計は開発工営社と建築家で構成するグループ・B―CATが担当した。実施設計に施工者の技術やノウハウを反映させるECI方式(アーリー・コントラクター・インボルブメント)を導入。施工者は、プレゼンテーションで主体を近藤建設、電気を永井電機、機械を道央配管工業に決めた。2019年12月の完成を目指す。

 建設地は美唄市東1条南3丁目の市有地と中央バス所有地で、昨年取得した。施設規模はRC造、5階、延べ2000m²。1階にフロントのほか、美唄をはじめ道内の食材を用いた和食を中心に提供するレストラン、市民が気軽に立ち寄れるようなパブリックスペースを配置する。

 2階以上は客室。2階はビジネス向け、3―5階は観光客向けを主とする。安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄に関係する外国人客の受け入れができるような特別室を最上階に設ける。施設内には安田氏の彫刻作品の写真などを展示する。

 工事費は約6億円で、うち4000万円は国の地域経済循環創造事業交付金と市からの補助金で賄う。

 市はアルテピアッツァ美唄と連携したアートツーリズムに注力している。サイクルツーリズムによる観光も好調だが、札幌から日帰り圏内のため、宿泊客が流れるという課題を抱えている。

 20年4月の開業を予定。施工業者やレストランの運営は全て地元企業が担う。林社長は「人口減少が進む中、関係人口を増やすことや観光の受け皿となるホテルをインフラとして整備することが大事。観光の魅力や中心市街地への人の流れをつくりたい。厳しい環境だが、オール美唄体制で地域レベルを上げたい」と話している。


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