旭川市選挙管理委員会は13日、市長選で4期目の当選を果たした西川将人氏に対し当選証書を付与した。西川氏は「身の引き締まる思い。市政の発展と市民の暮らしを守るため全力で頑張る」との意気込みを示した。
谷山翔二選挙管理委員長が証書を手渡した。その後、報道各社の取材に応じた西川氏は「42の公約についてはいずれも早期に取り組むが、特に市役所庁舎建て替えや旭川大公立化についてはしっかりと方向性を決めていきたい」と強調した。
人口減少問題に関しては「自然減を防ぐには子育て支援を充実させ出生率を上げることが大事。若者に対する高等教育機関の整備や地元で就職する受け皿の確保、高齢者に向けた医療・介護の充実など世代ごとの対策も必要」と話した。
観光面では旭川空港の国際線増築が完成したのを踏まえ「道北全体をPRし航空路線や観光客を誘致したい」と述べた。