北海道セキスイハイム(札幌市北区北14条西4丁目2の1、久宗弘和社長)は、札幌市手稲区前田7条11丁目の約3万m²の土地を取得し、113区画の宅地分譲に乗り出す。造成は三江開発に依頼し、15日に着工、2019年8月10日に完了する見込み。12月中に販売を開始し、2年での完売を目指す。
5日に開発行為の許可を得た。分譲地は建築条件付きとし、北海道セキスイハイムが加盟する札幌まちづくり住宅促進会の会員らで販売する見通し。1区画当たりの面積は182m²程度を想定しており、販売価格や会員各社の区画数などはこれから決める。
分譲地は稲山通に面した手稲区前田7条11丁目383の6で、施行区域は2万9058m²。宅地面積は、そのうち道路などを除いた2万653m²を予定している。北東隣に前田公園の野球場、南隣に手稲郵便局があり、稲山通を挟んだ向かい側には前田小がある。
同社はことし8月に土地を取得。市街化調整区域で、用途地域は指定なし(建ぺい率60%、容積率200%)だが、地区計画によって、戸建て住宅を主体とした低層住宅地区、生活利便や教育、交流などの機能複合地区、店舗や事務所、共同住宅などの沿道地区として利用が可能となっている。