登録番号:HK―180012―A
【特徴】CF工法は100H鋼を建て込み、型枠廃材加工で3層パネルを製作して施工時パイプ、キャンバー(くさび)で固定することで一般作業員でも施工可能となり、大幅な工期短縮が図られることで職人不足に対応した最良な工法といえる。
2007年にNETISに登録。11年に総合評価方式で加点対象となる小実績優良技術、16年に活用促進技術へ更新登録された。17年にはコンクリート標準示方書改訂資料にCF工法が記載されている。
表彰関係では、13年に国交省の国土技術開発賞の地域貢献技術賞、17年に環境大臣表彰を受賞。ことしも産業環境管理協会主催による第45回資源環境技術・システム表彰の会長賞と第2回エコプロアワードで国土交通大臣賞とダブル受賞に輝き、使用済み型枠を使ったパネル製作が資源リサイクルや維持可能な社会づくりに貢献する製品として評価された。
また、fib(国際コンクリート連合)による刊行物に「CF工法による橋脚の急速施工」の論文が紹介されるなど、国際的に注目される機会が高まっている。
道内や東北、関東で橋脚や防潮堤、胸壁建設など着実に施工実績を重ねている。18年7月にはCF工法協会を設立して一層の普及啓発を進めていく。