登録番号:HK-080003-V
【特徴】同工法は、小規模工事・仮置き場の設定が困難な工事などさまざまな現場で発生するコンクリート塊(有筋、無筋)を現場内で再生骨材に加工し、路盤材、基礎材、盛り土材として現場内利用を図ることができる優れもの。専用のアタッチメントをバックホー(山積み0.8m³)に取り付けるだけで現場内での骨材再生が可能になる。
2007年9月、ウエダ産業(大阪)との共同開発により実用化。08年5月にNETIS登録し、11年3月には、総合評価で加点対象となる活用促進技術の認定を受けたほか、5月アメリカ特許取得、7月には国土技術開発賞優秀賞を受賞した。
同工法で用いるアタッチメント「バケットクラッシャーFU-70」は、国内主要メーカーの0.8m³タイプバックホー全機種に取り付け可能。コンクリート塊を20-90mmまでの範囲で粒度調節し、破砕できる。骨材製造能力は1日当たり42m³。詰まり防止機能も付き、メンテナンスも容易。
現場内で処理、再生するため、コンクリート塊の処理コスト、骨材購入コスト、運搬コストが不要になり、従来に比べコスト、CO2 排出量ともに70%の削減を達成した。
国土交通省の活用効果評価結果では「経済性で従来技術より極めて高い評価が得られた」とのお墨付きを得た。
【採用発注機関】防衛省/東北地方整備局/小樽開発建設部/札幌開発建設部/函館開発建設部/旭川開発建設部/室蘭開発建設部/網走開発建設部/小樽建設管理部/上川総合振興局/十勝総合振興局/苫小牧港管理組合/古平町等
株式会社古垣建設
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