医療法人社団元生会(旭川市8条通6丁目左10、森山領理事長)は15日、仮称・旭川ウェルネスセンターの中核施設となる森山病院新築の条件付き一般競争入札をした。3回の札入れで予定価格を超過したため、最低札の大成建設と随交に入った。12月上旬の着工に間に合うよう協議を進め、契約を結びたい考えだ。
法人所在地にあり老朽化が進む森山病院を旭川北彩都地区の旭川市宮下通2条1丁目2の敷地1万7500m²に移転新築する。
規模はRC一部S造、地下1地上8階、延べ1万6603m²。病床数は232床を予定し、駐車場は200台程度用意する。実施設計は久米設計・柴滝建築設計共同体が担当。工期は、本体が2020年3月末、外構が6月末までを予定している。
施工業者の選定に当たっては、落札者が代表者となって特定共同体を結成する入札後共同体結成方式を採用。代表者以外の構成員は上川管内に本店を有し、直近の経審総合評点の建築が900点以上であることを求めている。
入札には大成建設と戸田建設が参加。3回目の最低札は53億8800万円だった。