ラフィラ建替を検討 ススキノ十字街ビル、竹中など

2018年11月21日 12時00分

 札幌市中央区にある商業施設「ススキノラフィラ」の地権者である、ススキノ十字街ビルや竹中工務店など6者は、同ビルの建て替えを検討している。2019年に施設概要を含めた再開発計画の方向性を固める意向。建て替えが決まれば、テナントの賃貸契約が満了する20年5月末以降に着工となる見込みだ。

 南4条西4丁目1の2にあるススキノラフィラ(SRC造、地下3地上8階塔屋3階、延べ6万5000m²)は1974年の建設。飲食店や衣類、雑貨など約120のテナントが入居している。

 施設は老朽化が進んでいる上、未耐震のため、ロビンソン百貨店札幌店が撤退した09年ごろから、再整備について関係者らが話し合いを進めた。

 多数の地権者をイトーヨーカ堂、ススキノ十字街ビル、アインファーマシーズ、セイコーフレッシュフーズ、竹中工務店、キタデンの6者に集約し、18年から施設の方向性を協議。全面改装の案も挙がっているが、設備更新や耐震化などで多額の費用がかかるとして、再開発を求める声が多い。地権者からは、ホテルや商業などの複合施設とする意見も出ているという。

 今後は19年の再開発準備組合立ち上げを視野に札幌市と連携し、建て替えを軸に検討を進める見通しだ。

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