津別町新庁舎 基本設計はアトリエブンクに

2018年11月23日 12時00分

 津別町は、役場庁舎と議会議事堂、林業研修会館を統合する複合庁舎の基本設計者をアトリエブンクに決定した。地域限定公募型プロポーザルを採用し、18日の公開プレゼンテーションと審査委員会の最終選考で決めた。月内に契約する考えだ。

 アトリエブンクの提案は、RC造とW造の混構造とし、1次エネルギー消費を50%以上削減する「ZEB Ready(ゼロ・エネルギー・ビルディング・レディー)」を導入する考え。1階は窓口サービスの必要な部署やキッズコーナーを設置。2階は議会議事堂やコミュニティホールを置く。

 新庁舎から国道240までつながる道道588号屈斜路津別線にはエゾマツ並木を造成し、「愛林のまち・つべつ」にふさわしい木を感じられる庁舎とする。

 幸町41にある現役場庁舎と隣接する議会議事堂、林業研修会館は老朽化が進み、耐震性もなく、大地震発生時には倒壊する恐れが高いことから一体的に建て替える。

 新庁舎は現庁舎の東側駐車場に整備する方針で、健康福祉センターの機能も有する。RC造とS造、2階、延べ3400m²、駐車場200台などを設計条件としていた。


関連キーワード: 庁舎 道東

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • オノデラ
  • 川崎建設
  • 東宏

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (1,859)
おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,404)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,332)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,308)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (993)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。