動きやすく美しい女性用作業服 ケイズネットワークが提案

2018年11月22日 12時00分

 なりふり構って仕事をしよう―。レンタルユニフォームを扱うケイズネットワーク(本社・札幌)は20日、建設業と農業の現場で働く女性向け作業服の展示会を同社で開いた。機能性やデザイン性に優れた4メーカーの最新作業服を披露した。

 現場で働く女性の中には、適した作業服があてがわれず、男性サイズの作業服を着用している人もいる。同社は全社員が女性で、細やかな提案ができるのが強みだ。各人に最適な作業服を提案することで、働く女性を応援したいと考え、昨年8月に続いて展示会を開いた。

 最近の女性用作業服のトレンドは、普段使いもできるような「カジュアルさ」と「動きやすさ」、「シルエットの美しさ」が備わっているもの。従来型の作業服は〝ダボッ〟としたイメージがあるが、不格好にならない、すっきりとしたデザインが求められる傾向にあるという。

 展示会では、ボンマックス(本社・東京)が展開するブランド「ROCKY」の「デニムフライトジャケット」などを紹介。流行のデニム地を使用していて、洗い方によって濃淡が異なる3種類を展開している。ストレッチが入っていて動きやすく、スリムに見えるよう工夫が施されている。縮み・型崩れ防止機能を備え、家庭で洗濯しても安心だ。

OXFORDシリーズなど機能性やデザイン性に優れた作業服を展示した

 「OXFORD」シリーズは、袖や腰ポケット部の赤いアクセントカラーがポイント。ユニセックスだが、「WS(女性用Sサイズ)」など小柄な女性にぴったりのサイズも用意している。

 藤和(本社・広島県福山市)の「メガヒート」は人気が高い。防水・防寒性に優れ、カラーバリエーションの一つとして、目を引くレッドを展開している。裏地にアルミの素材を使用。保湿性と、衣服にこもった汗の水蒸気をすばやく体外へ放出する透湿性を併せ持つ。

 ケイズネットワークの佐藤里沙ユニフォームプランナーは「女性は着る物で意識が変わると思う。身だしなみをしっかりと整えて、気持ちよくお仕事をしてみては」と話していた。


関連キーワード: けんせつ小町

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

  • 東宏
  • 日本仮設
  • オノデラ

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (3,183)
おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,504)
ヒトデ由来成分でカラス対策 建設業界に鳥類忌避塗料...
2019年06月28日 (1,392)
交通体系整備を考える会、札幌外周高速道を構想
2023年06月20日 (1,374)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,336)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。