苫小牧市は27日、市役所で2018年度青少年表彰式を開いた。受賞者10人のうち、建設関連からは3人。岩倉博文市長が一人一人に表彰状と記念品を手渡し、功績や努力をねぎらった。
豊かな心を養い、有為な社会人を育成することなどを目的に、1972年から実施している。
青少年の健全育成や社会福祉活動での功績が顕著な者、同一事業所に2年以上勤め、向上心をはじめ研究心が顕著な者、青少年の健全育成、社会福祉の向上に資する活動の功績が大きい団体を表彰する。
建設関連では、小出雄也さん(コスモ建設)、佐藤執人さん(サトウ工業)、岩田侑士さん(JX金属苫小牧ケミカル)の3人が選ばれた。
岩倉市長は式辞で「幾多の困難を乗り越え頑張ってきた努力に深く敬意を表する。実績と経験をさらに生かして、職場の模範となって」と激励し、10年、20年先の苫小牧を支えるリーダーとなって活躍するよう期待を寄せた。
受賞者を代表して、藤森愛さん(社会福祉法人緑陽会介護老人保健施設みどりの苑)が地域社会の諸先輩と勤務先の上司らへの感謝とともに、「私たちに課せられた期待と責任の重さを痛感し、身が引き締まる思い。この日の感謝を忘れることなく切磋琢磨(せっさたくま)したい」と謝辞を述べた。