扇町不動産が函館駅近くのビル取得 当面活用、建替も想定

2018年12月02日 07時00分

 扇町不動産(大阪市北区茶屋町6の23、新枦賢治社長)は、函館駅近くにある小笠原ビルと土地を取得した。当面は現状のまま活用。10年後をめどに、飲食店や事務所などが入るビルの建設を視野に入れている。

 取得したのは函館市若松町7の15の土地約500m²と、コンビニエンスストアや事務所などが入居する小笠原ビル(RC造、地下1地上7階、延べ1754m²)、それに連なる立体駐車場、ラーメン店。建物は築30年が経過している。

 用途地域は建ぺい率80%、容積率400%の商業地域。函館駅から近く、周囲にはオフィスビルやホテルが集積していて、南隣に函館商工会議所のビル、道路を挟んで北隣に函館北洋ビルがある。1日にテーオーホールディングス(本社・函館)から所有権が移った。

 新枦社長は、取得した土地とビルについて「テナントが入居しているため、利回りを考え、当面はこのまま活用する。立地が良いことから、新たなビル建設も想定している」と話す。

 同社はことしに入り、道内不動産の取得に積極的だ。函館以外では、室蘭市内で48戸と102戸のマンションを購入。札幌市北区でもマンションの取得を検討しているという。


関連キーワード: 商業 道南

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • web企画
  • 北海道水替事業協同組合
  • 川崎建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (2,980)
おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,385)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,323)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,275)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (898)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。