初代会長に北川氏 札幌、石狩の10社で鍛冶施工協力会

2018年12月14日 18時00分

 札幌市内を中心とした鍛冶工の10社が集まり、北海道鍛冶施工協力会を設立した。互いの親睦を深めながら情報を共有したり技術の研さんに努めるほか、取り組みに賛同する企業を全道各地からどんどん募っていく。初代会長には石狩機材(本社・石狩)の北川敏夫社長が就いた。

 現場溶接を担う鍛冶工の専門業者による組織。会員相互の融和を図りながら情報交換したり、技術面の研究をすることで地位向上を目指す。札幌市内で11月17日に設立総会を開き、まずは10社でスタートを切った。

 例会は2、5、8、11月の年4回を予定。各社の現場責任者でグループを作り、仕事や人員の行き来ができる実践的な仕組みづくりを模索する。業務の閑散期には勉強会なども企画し、溶接資格者の増加につながる活動も進めたい意向だ。

 石狩機材の北川社長が会長を務め、副会長にはマルヒサ工業の阿部敬二社長が就いた。幹事は曙鉄工の西川晃生社長とニッコーケンの伊沢信社長、及川鉄工の堤清丈社長が就任。事務局長はクレアル工業の柳下真人社長が担当する。

 現場で鉄筋を溶接したりアンカーを接合する鍛冶工の仕事は、コンクリートや躯体に埋まってしまうので、なかなかスポットライトが当たらない。入職者の増加などを目指し、これまでも協会設立に向けた動きはあったが、一人親方や従業員2―3人程度の小規模会社が多く、なかなか賛同を得られなかったという。

 そんな中、経営者の代替りも進み、従来のような一匹おおかみの気質も段々と変化。「それなりの仕事量がある中、どこも人手不足で悩みを抱えている。設立に向けては最高で最後のタイミングだったと思う」と柳下事務局長は振り返る。

 北川会長は「皆が人手不足で悩む中、何とか業界がまとまって互いに融通し合うなど、仕事の平準化につなげていきたい」と話している。


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