体験学習で工高生に現場の魅力伝える 苫電協青年部

2018年12月18日 07時00分

 苫小牧電気工事業協同組合青年部は、12日から14日までの3日間、苫小牧工高電気科2年生10人のインターンシップに協力した。毎年この時期に実施していて、初の試みとなった電気工事体験実習などを通し、電気工事業の役割や魅力などを肌で感じた。

 12日から13日は、参加した生徒が2人一組に分かれ各社で実習。12日に野田電気設備、きんでん苫小牧営業所、電気工事西川組、山西電気、滝沢電気工事、13日に中村電気、厚美電設、電友社、新興電気、錦戸電気が協力。現場見学、社内での座学を通し、現場の仕事の様子を理解した。

 最終日の14日は、市内の電気会館で電気工事体験教室を実施。生徒たちは照明設備、配管・配線、LAN工事、計装・自動制御装置、高所作業車、パナソニック展示ブースの6カ所に分かれて、普段机上で体験できない現場での作業を学んだ。

青年部の指導を受けて配管曲げに挑戦する生徒

 各ブースでは、生徒が青年部の指導を受けながら悪戦苦闘しながら作業に臨んだ。青年部の担当者は「学校では学べないことばかり。生徒も喜んで取り組んでくれているようだ」と手応えを感じ、「こうした体験を通し、業界に興味を持ってもらえればうれしい」と願っていた。

 このほか初の試みとして「就職に向けたお悩み相談会」と題し、親子別の座談会を実施。待遇や休日などに関し、業界への理解を促していた。


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