国土交通省は17日、2018年度手づくり郷土賞の大賞部門グランプリに、小樽雪あかりの路実行委員会が選ばれたと発表した。16年度のグランプリ創設以来、道内からは大賞部門、一般部門を通じて初の受賞となる。
同賞は1986年度創設。地域の魅力・個性を創出して社会資本とそれに関わりのある地域活動が一体となった成果を対象とする一般部門、手づくり郷土賞の受賞歴があり、一層の発展があった活動を対象とする大賞部門で構成する。
グランプリは、手づくり郷土賞に選定された大賞部門3団体、一般部門20団体によるプレゼンテーションで選考。大賞部門で参加した小樽雪あかりの路実行委員会は、厳冬地の冬の夜を観光資源として活用し、郷土愛の醸成や宿泊滞在型への移行に寄与していることが評価された。
一般部門では、道内から新川さくら並木連合町内会、緑道ワークス、NPO法人増毛山道の会がプレゼンテーションに参加。グランプリは、徳島県三好市のJR大歩危駅活性化協議会が選ばれている。