旧西武旭川店B館解体に着手 所有の前田住設

2018年12月24日 12時00分

 旧西武旭川店B館の土地と建物を取得した前田住設(本社・旭川、前田智広社長)は、18日から解体に着手した。大規模改修よりも更地にした方が、ホテルや分譲マンションの誘致がしやすいと判断したため。工期は1年2カ月をみている。

 2016年9月末に閉店した旧西武旭川店は、一条通側のA館と駅前のB館で構成。A館は昨年12月に解体を終え、跡地約3200m²をツルハホールディングスが取得。自社店舗やホテルなどが入居する複合施設の建設を構想している。

取り壊されることになった旧西武旭川店B館

 一方、B館の建物(地下1地上11階、延べ約2万5820m²)と敷地約2570m²は、不動産賃貸や管工事などを手掛ける前田住設が17年2月に取得。物販などの商業施設、ホテル、分譲マンションからなる複合施設を検討している。

 整備手法としては、既存施設の大規模改修か、更地にした上での新築が考えられるが、「企業の誘致活動を進めていく上で、関係者から新築へのニーズが高かった」(前田社長)ことから、解体することにした。

 現在は、本工事に向けて準備を進めている段階。年明けから内部解体に入る予定だ。


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