釧路公共職業安定所がまとめた来春の新規高卒予定者に対する2018年度10月末の職業紹介状況によると、卒業予定者は前年度同期を0.6%上回る1793人、就職希望者は1.9%増の544人、求人数は8.8%増の1103人で、求人倍率は0.13ポイント高い2・03倍に上る。ただ、前月末までは進学希望だった22人が就職希望に転換したため、内定率は前年度同期より1.5ポイント低い64%となっている。
勤務地別に見る就職希望者の内訳は、管内が2.4%増の425人、道内が4.7%増の89人、道外が11.8%減の30人。求人の内訳は管内が13.3%増の945人、道内が5.6%減の135人、道外が37.8%減の23人という状況。
就職内定者は管内が1.2%減の254人、道内が1.6%増の65人、道外が増減なしの29人、合わせて0.6%減の348人だった。
管内の産業別求人受理状況は、建設業が167人(前年度同期比7.2%減)、卸・小売業が164人(18%増)、製造業が155人(40.9%増)、医療・福祉が128人(14.7%減)、宿泊・飲食サービス業が100人(12.4%増)などとなっている。