2019年の干支(えと)となる亥(いのしし)年に設立した道内法人は7243社あることが、東京商工リサーチ北海道支社の調べで分かった。代表的な企業では北海道ガス(札幌)、北海道エネルギー(同)、サッポロドラッグストアー(同)などがある。
最も古いのは、1911年6月設立の北ガス。これに同9月の不動産管理業の勝木(函館)、同12月の山高建設工業(留萌)が続いた。
設立年別では、07年の2987社が最も多く、95年の1508社、83年の1190社の順に多い。設立後30年未満は4495社で、全体の62%を占めた。100年以上前に設立したのは3社しかない。
産業別の内訳を見ると、サービス業が2219社で30.64%、建設業が1398社で19.3%、小売が1100社で15.2%を占めた。最少は金融・保険業の113社で1.56%となっている。
売上高のトップは、北海道エネルギーで1119億1300万円。2位は北ガスの878億7300万円、3位はサッポロドラッグストアーの702億1600万円となっている。
全国の亥年設立法人は17万9045社。亥年の法人構成比は6.1%で、12干支のうち最も少ない。