釧路港国際物流ターミナル 荷役機械など試運転開始

2019年01月30日 12時00分

荷役設備の試運転が進む(釧路西港開発埠頭提供)

 釧路港国際物流ターミナルに整備された荷役機械や搬送設備の負荷試運転が、28日から始まった。パナマックス級の外航船を西港区第2ふ頭先端部に設けられたマイナス14m岸壁に着け、新設のアンローダーやベルトコンベヤーなどが設計通りに機能するかをチェック。供用時期を決める判断材料とする。

 荷役設備関係の整備・運営を担う釧路西港開発埠頭(本社・釧路市、鈴木信社長)によると、この船は載貨重量トン数7万4823㌧のSAMATAN号(マルタ船籍)。米国・ワシントン州のカラマ港でトウモロコシ5万7000㌧を積み込み、釧路へ直行した。

 28日午前7時過ぎに接岸、同9時半ごろに荷役作業が始まった。4日間で2万6000㌧を降ろし31日には小樽港へ向けて出港する予定だが、降雪による作業中断があったため日程がずれ込む可能性もある。

 昨年11月にはターミナルの完成式が開かれたものの、供用に当たっては船舶を使って新設したアンローダー1基とベルトコンベヤー900mの負荷試運転が必要。内航船による副原料の荷役は実施済みだが、主原料であるトウモロコシを積んだ外航船の荷役は初めて。

 鈴木社長は「供用時期は、今回の結果も踏まえ国や港湾管理者との協議で決まる。それまでに万全の準備を進めたい」と話している。

 


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