4年ぶりに減少 道内35市の新設住宅着工

2019年02月07日 18時00分

 2018年の道内35市新設住宅着工戸数がまとまった。前年比3.6%、1191戸減の3万1653戸となった。相続税対策で増加していた貸家が供給過剰で減速し、4年ぶりにマイナスに転じたものの、3年連続で3万戸台をキープした。町村を含めた全道分は4.1%減の3万5888戸。町村部で給与住宅が増加したが、全体では全ての用途で減少した。

 18年の動向を見ると、前半は2月が23.2%減の1302戸、4月が11.5%減の3523戸と振るわなかった。後半は8月に5.2%増の2952戸、10月が7%増の3487戸とわずかに回復したが、前年には届かなかった。

 利用関係別の内訳は、持ち家が0.5%増の9384戸と唯一増加。貸家は5.2%減の1万8191戸、給与住宅が50.6%減の123戸、分譲住宅が2.8%減の3955戸だった。

 年間でプラスを維持したのは18市。千歳や江別、北広島など札幌近郊で好調だった。貸家は6割を占める札幌が伸び悩みを見せたものの、千歳が2・2倍となるなど20市で前年を上回り、依然として高い水準を維持している。

 12月は前年同月比2.1%減の2277戸と2カ月連続で減少した。利用関係別の内訳は、持ち家が4.7%増の763戸、貸家が8.6%減の1215戸、給与住宅が7・5倍の15戸、分譲住宅が7.2%増の284戸。町村部を含む道分は0.6%減の2585戸だった。

 12月の市別着工戸数は次の通り。(カッコ内は前年同月比)
 ▽札幌1261(0.2%減)▽函館131(12%増)▽小樽34(4・3倍)▽旭川136(7.9%増)▽室蘭33(8.3%減)▽釧路43(30.6%減)▽帯広58(7.9%増)▽北見44(66.9%減)▽夕張2(皆増)▽岩見沢27(44.9%減)▽網走13(2・2倍)▽留萌1(92.3%減)▽苫小牧86(2.3%減)▽稚内2(皆増)▽美唄1(増減なし)▽芦別1(皆増)▽江別86(14.7%増)▽赤平9(皆増)▽紋別2(33.3%増)▽士別2(皆増)▽名寄28(28倍)▽三笠0(増減なし)▽根室14(40%増)▽千歳78(4%増)▽滝川36(12.5%増)▽砂川19(72.7%増)▽歌志内0(増減なし)▽深川6(50%増)▽富良野4(78.9%減)▽登別15(87.5%増)▽恵庭38(17.4%減)▽伊達8(46.7%減)▽北広島12(増減なし)▽石狩23(34.3%減)▽北斗24(60%増)

 2019年2月7日付の北海道建設新聞紙面および有料会員サイトe-kensinプラスでは、道内35市2018年新設住宅着工戸数の一覧表を掲載しています。

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