帯広市 簡易水道更新に160億円

2019年02月13日 07時00分

 帯広市は、2020年度以降に計画する農業上下水道施設更新について、簡易水道事業で約160億円、農村下水道事業で約1億3000万円を見込んでいる。簡水事業は川西地区の水源変更に伴う送水管や分水施設の整備を優先し、対象延長222㌔の管更新はその整備が完了した後に取り掛かる方針だ。農村下水道事業は清川下水処理場の設備更新を図る。

 市内の簡易水道のうち、太平簡水は戸蔦別川や岩内町の地下水を水源に川西地区に配水。大正簡水は十勝中部広域水道企業団から受水し、大正地区に配水している。

 太平簡水の区域内にあり戸蔦別川から取水していた川西地区は、管更新に先立ち水源を十勝中部広域水道企業団からの受水に切り替えることにした。そのため水源変更に伴う整備を優先して実施する。

 富士町に受水施設を設け、新設する送水管でいったん川西浄水場に送ってから地区内に配水する。送水管は管径200㍉の16㌔を想定。途中には中継ポンプ施設を1カ所設置する。これらの整備に向けて20年度から設計に着手したい考えだ。

 管渠は、太平簡水が1979年度から02年度にかけて布設。大正簡水は75―06年度に整備された。総延長295㌔のうち耐用年数を迎える222㌔が更新の対象となる。大部分を占める硬質塩化ビニール管はダクタイル鋳鉄管に取り換える予定だ。

 施設についても老朽化が進む岩内浄水場や川西浄水場などで更新を図る。

 農村下水道事業は、清川下水処理場の電気や機械の設備更新を計画。電気計装やポンプ設備、汚泥処理施設などを対象にしている。

 農業上下水道施設は市農政部が管轄しているが、都市部上下水道事業への一元化により20年度に上下水道部に移行する予定のため、施設更新は上下水道部が実施主体となる。


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