室蘭建管は12日、北海道胆振東部地震の災害対応に対する感謝状贈呈式を、むろらん広域センタービルで開いた。91者に、坂野雅人胆振総合局副局長が感謝状を手渡し、本格化する災害復旧工事への協力を呼び掛けた。
昨年9月6日に発生した胆振東部地震で被災した道路、河川などの公共土木施設維持のため、迅速な応急復旧対策に協力し多大な貢献を果たした団体、業者などをたたえるのが目的。
対象は災害協力団体4者、維持管理業務受託業者2者、緊急工事と緊急業務受注業者67者、北海道建設技術センター災害アドバイザー派遣事業協力業者18者。各者代表らが出席し、各人が坂野副局長から感謝状を受け取った。
坂野副局長は、地震発生直後からの昼夜を問わない啓開作業、災害査定の不慣れな職員への助言など多方面からの支援に感謝を述べ、「これから施設復旧工事の発注が本格化する。一日も早い地域復興のため、ハード、ソフトの両面から協力をお願いしたい」と要請した。