エアウォーター(大阪市中央区南船場2丁目12の8、白井清司社長)は、仮称・千歳物流センター新築の設計施工を松村組に依頼し、4月に着工する予定だ。新千歳空港ターミナルビルディング(本社・千歳)の新たな商品搬入・搬出体制導入に伴い整備する。11月の完成、12月稼働を見込んでいる。
規模はS造、平屋、延べ4240m²。建設地は千歳市平和にある新千歳空港ロジスティクスセンター内で、敷地約3万4000m²のうち1万7000m²を充てる。土地取得費を除く総事業費は約13億円。
エアウォーターは、2017年に新千歳空港ターミナルビルディングが実施した公募で物流事業者に選ばれた。各納品事業者に代わってターミナルビルへ商品を運ぶ。稼働に向け、約50人の新規雇用を考えている。
物流センターで各納品事業者から運ばれる商品を集約。実務を担うエアウォーター物流がターミナルビル内まで運搬し、荷受け専属スタッフが倉庫や店舗に届ける。商品の返品や空き容器などもエアウォーター物流がセンターまで運び、各納品事業者に渡す。
2019年2月20日付の北海道建設新聞(3面)に関連記事を掲載しています。