原油コスト上昇受け 道内のガソリンが値上がり

2019年03月01日 12時00分

 道内のガソリン、軽油価格が上昇に転じている。資源エネルギー庁の発表によると、レギュラーガソリンの道内平均価格は2月25日現在で143・1円。前週から1・8円値上がりした。石油元売りによる卸価格の値上げを受け、ガソリンスタンド事業者のコスト転嫁が進んだため。札幌は140円台が中心。価格競争が激しかった帯広は130円台の看板を掲げるスタンドが増え、一時の泥沼化から脱しつつあるもよう。商戦終盤の灯油は、配達の平均価格で91・9円と依然堅調に推移している。

雪解けとともにガソリン、軽油の使用が増える

 2月の道内ガソリン平均価格は、前半こそ下落傾向だったが、後半は上昇に転じている。軽油は126・5円で1・8円上昇した。値上がりは4週ぶり。ガソリン同様、2月後半から修正局面を迎えている。

 元売り各社の卸価格値上がりが原因。原油調達コストが上昇したため、ガソリンスタンド事業者の仕入れ価格は2月後半から3円ほど値上がりしたという。

 アジア指標原油となる中東産ドバイ原油は、直近で1当たり66㌦台で推移。1カ月前に比べて5㌦ほど高い。さらに対ドルの為替相場は110円台後半の円高にあり、原油の調達コストは右肩上がりにある。石油輸出国機構(OPEC)の協調減産や、米国によるイランとベネズエラへの経済制裁などが要因だ。

 札幌のセルフ式スタンドのガソリン価格は141・8円が中心値だ。販売競争の激しい函館は130円台後半、旭川は146円、帯広は143円を付ける店舗が多い。

 商戦終盤で、例年なら価格が落ち着く灯油も底堅く推移している。スタンド店頭の全道平均価格は90・3円で、2週連続の値上がり。灯油ローリーによる配達価格の全道平均は91・9円で、前週から0・2円値下がりしたが、90円台は堅持している。

 排雪ダンプを多く扱う運送会社の幹部は「除排雪の仕事は終わりに向かっているが、これからは道路工事で多く使うので、油の値上がりは心配」と話している。


ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

地番や用途地域がわかるe-kensinマップにはヒグマ出没情報や不審者出没情報も地図上で確認することができます。
  • 川崎建設
  • 古垣建設
  • 北海道水替事業協同組合

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

▶e-kensinマップにクマ目撃情報の特設ページを公開
2019年08月27日 (7,896)
▶「e-kensinマップ」がオープンしました。
2019年07月17日 (3,392)
札幌・北5西1、西2街区再開発 新幹線駅と一体的ビルに
2019年09月02日 (3,170)
札幌のラフィラ建て替え、12月にも準備組合
2019年08月27日 (2,774)
新幹線高架化に伴い倶知安駅の線路とホームを西側に移設へ
2019年08月26日 (2,201)

連載・特集

連載 おとなの養生訓new

おとなの養生訓
第167回は「高血圧」。合併症で命を落とす危険もある、深刻な病気です。放置せず治療が必要です。

連載 深掘り

深掘り
地域発展には欠かせない、新技術と それを発展させたビジネスの創出。 〝勝ち〟にこだわる経営者らの発想や アイデアを紹介します。