利尻富士町は、老朽化が進む特別養護老人ホーム秀峰園の現地改築を、主体、電気、機械の3分割で4月にも指名競争で入札する見通しだ。工事費には16億4000万円を試算。このうち、主体には11億1000万円、電気には2億2600万円、機械には3億400万円を見込んでいる。
鬼脇205の1にある秀峰園は1980年に開設。既存施設の規模はRC造、平屋、2300m²、50床となっている。経年劣化による老朽化が深刻化しており、現地改築を決めた。
2019年度予算案には、介護サービス事業特別会計に工事費のほか、備品購入なども含めて総額17億970万円を計上。このうち、工事費には16億4000万円、施工監理には1970万円などを見込む。
新施設の規模はRC造、2階、延べ3131m²。既存施設と同じ50床で計画しており、ユニット型個室を設ける。設計はドーコンが担当した。
工事は主体、電気、機械の3つに分け、4月にも指名競争で入札する予定。その後、臨時会などでの議会承認を経て、5月にも着工することを検討中で、19年度内の完了を目指している。