新規の神楽岡など6団地で建て替え 道住宅局

2019年03月05日 18時00分

 道建設部住宅局は2019年度の道営住宅整備として、6団地で建て替えを計画している。旭川市の神楽岡ニュータウン団地、室蘭市の白鳥台団地、七飯町の大中山団地の3団地で新規着工する。苫小牧市の植苗団地と木古内町のであえーる駅前団地は2期目、岩見沢市の日の出台団地は3期目の工事に着手する。建設部建築局が発注する。

 神楽岡ニュータウン団地の建て替えは、築40年以上が経過した76R6―11号棟の192戸をRC造、5階建ての2棟60戸に集約するもの。19年度は28戸程度を整備し、20年度から取り掛かる予定の2期目を含めた総事業費は20億100万円を見込む。基本設計はHAU計画設計が担当した。

 白鳥台団地は老朽化が進む市営住宅白鳥台G団地を解体し、跡地に建設を予定。規模はRC造、5階建ての1棟30戸を想定しており、19年度から整備に入る。ドーコンが基本設計を請け負った。

 大中山団地は、簡易耐火2階建てで老朽化が著しい梅の木台団地などをまちなかに移転集約するもの。地域再編型整備の一環で、JR大中山駅や教育施設などが近い大中山2丁目にRC造、3階、1棟40戸程度を建設する。総事業費は15億600万円を試算し、19年度は1期目として24戸程度を整備する。基本・実施設計は安藤敏郎建築設計事務所が進めた。

 木古内町のであえーる駅前団地は広域再編型で、2期目は24戸程度を建設する。植苗団地は新千歳空港発着枠の拡大に伴う住宅需要増に対応するもので、19年度は8戸程度の建設を見込んでいる。日の出台団地の建て替えは、3期目として25戸程度の整備を進める。

 発注時期は大中山団地が夏ごろ、そのほか5団地については19年度末を予定している。


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