WBFホテル&リゾーツ(大阪市北区豊崎3丁目14の9、近藤康生社長)は、仮称・小樽色内WBF HOTEL新築を主体、設備一括でナカノフドー建設に依頼し、12日に着工する。工期は2020年3月31日までで、来春の開業を目指す。
ホテルの一部として賃借を予定している小樽市指定歴史的建造物の旧小樽商工会議所と渡り廊下で接続し、北側に増築棟(フロント、客室78室、大浴場)、西側にちゅう房棟(調理場)を設ける。どちらもRC造で、増築棟が地下1地上7階、延べ3135m²、ちゅう房棟が3階、延べ224m²の規模。設計は街制作室が担当している。
建設地は小樽市色内1丁目31。JR小樽駅から徒歩圏で、観光名所の小樽運河に近い。市道を挟んで東側には、ホテル・トリフィート小樽運河やラ・クラッセ小樽ステーションスクエアがある。
WBFホテル&リゾーツは09年12月に設立。18年12月に現社名に変更し、札幌から大阪に本社を移した。現在は道内8カ所、東京1カ所、関西15カ所でホテルを運営。道内では10月ごろに函館駅前、12月ごろに札幌市中央区南3条西2丁目でそれぞれ開業を予定している。