壮瞥町が防災行政無線デジタル化で4月にも指名

2019年03月22日 15時00分

 壮瞥町は2019年度、事業費3億840万円を投じ、防災行政無線デジタル化に着工する。単年度で道の駅にある親局、森と木の里センター内の中継局、町内に点在する子局を更新するほか、各世帯への個別受信機設置などを予定している。工事は1件にまとめ、4月にも指名通知する。

 現在の防災行政無線はアナログ方式で、2000年の有珠山噴火後に整備した。親局が道の駅そうべつ情報館i(アイ)に1基、中継局が壮瞥公園に近接する森と木の里センターに1基、子局が町内各所に23基設置されているほか、約150世帯にアナログ受信機を配布している。

 台風、大雨時などに加え、昔と比べて住宅の気密性が向上したために、屋外の拡声器からの音声が聞こえづらくなっている。

 このため、今回のデジタル化に合わせ、子局23基のうち1基を再送信局に変更して品質の高い音声を確保するほか、町内全世帯(1300戸程度)への個別受信機も用意する方針。

 防災行政無線のデジタル化工事は冬季には施工が難しいため、年度明け早々の着工を目指す。


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