双眼鏡で水鳥観察も ウトナイ交流センター展望施設が完成

2019年03月25日 15時00分

20日にオープンした展望施設

 新千歳空港の24時間運用拡大に伴う地域振興策として、苫小牧市が植苗地区で建設していたウトナイ交流センター展望施設が、20日完成した。

 西側駐車場からは四角形、東側ウトナイ湖からは丸形に見えるデザインが特徴。1階ギャラリースペースには湖のライブ中継が見られるモニターがあり、2階に備えた双眼鏡とともにウトナイ湖の水鳥を観察することができる。

 3階バルコニーから屋上までが展望デッキで、ウトナイ湖周辺の風景が360度眼下に広がる。

 2階にはキッズスペースがあり、子ども連れでも安心できる設計だ。

 規模はRC造、3階、延べ261m²。総事業費は約1億8000万円。

双眼鏡で水鳥を観察できる

 セレモニーに出席した岩倉博文苫小牧市長は「道の駅開設10年の節目に展望施設が完成した。今までと違った角度から展望してほしい」とした。道の窪田毅副知事は、新千歳空港からフィンランドへの直行便就航が決定したことに触れ、「展望施設が北海道経済の起爆剤になってくれれば」と期待を込めた。

工事メモ

 ▽主体=住拓工業▽電気=野田電気設備▽昇降設備=フジテック▽機械=大谷産業▽設計=上神田構造設計事務所

(苫小牧)


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