夕張市は、認定こども園新築を主体、電気、機械に分割し、6月上旬にも条件付き一般競争で入札する予定だ。規模はRC造、平屋、延べ1152m²で、事業費には約6億6000万円を試算。完成は2020年秋ごろを予定している。
認定こども園は、老朽化が著しい市立ユーパロ幼稚園と、夕張保育協会が運営する清陵保育園を統合して整備するもの。
建設地は清水沢3丁目の旧清水沢小跡地で、敷地面積は約9180m²。0―5歳児を対象とし、施設内には年齢別の教室のほか、職員室や調理室、遊戯室などを設置。旧清水沢小のグラウンドにある築山などはそのまま活用し、新たに遊具も設置する考えだ。実施設計は創建社が担当した。
本体の入札は主体、電気、機械の3分割で発注し、ことし7月上旬から20年9月末までの予定で工事を進める。
このほか、本体とは別に造成外構も5月中旬に指名競争で入札する見通しで、事業費には約4800万円を見込む。工期はことし9月末までを予定している。
施設完成後は開設準備を進め、21年4月の供用開始を目指す。