2018年度末(19年3月末)時点の道内建設業許可業者数は、大臣と知事許可を合わせて1万9523者で、前年度末よりも45者増加した。年度末の許可業者数が前年度を上回るのは4年ぶり。石狩管内が47者増となったことが大きな要因だが、渡島と上川も10者前後伸びている。また、前年度を下回った管内についても減少幅を縮めたところが多い。
北海道開発局と道のまとめ。内訳は、大臣が168者と前年度末と比べて5者減ったが、知事は50者増の1万9355者となった。
管内別で見ると、前年度末より増加したのは5管内で、石狩は7880者となった。このほか、渡島が11者増、上川が9者増、胆振と宗谷が各1者増となった。一方、減少したのは7管内。オホーツクと釧路が各6者減、空知と十勝が各3者減、後志、日高、桧山が各2者減となっている。留萌と根室は増減なしだった。
3月単月では、前月末に比べて2者増加。大臣が1者減少し、知事が3者増加した。管内別では石狩が10者、日高が1者それぞれ増えたが、6管内で減少した。
18年度の動きを見ると、5月から3カ月連続で前月比2桁増と大きく伸び許可業者数を回復している。その後は8、9月が減少したものの、10月に再び2桁増を記録し、1月末時点に18年度ピークの1万9542者となった。
道内の建設業許可業者数は15年7月末に2万者を割り込んだ。その後、の業者数は15年度末が1万9743者、16年度末が1万9557者、17年度末が1万9478者となっている。
2019年4月3日付の北海道建設新聞(1面)に「管内」「大臣許可」「知事許可」別の建設業許可業者数一覧を掲載しています。